手 軽 さ 50/100
コ ス ト 30/100
アレンジ30/100
身体負担70/100
知  識70/100
ペ ー ス 70/100
おかゆダイエット
食事によるダイエットをしようと思った時、最初のうちは誰でもどんなダイエットであってもある程度は続けることができます。

しかし、そのように思っていても、その途中でダイエットを断念するということがよくあるのです。
そしてリバウンドを繰り返してしまうのです。

断念する原因の1つとしては、なんといっても空腹に耐えられなくなるということがあります。特に無理なダイエットにはよくあることです。
ダイエット食品の場合は、すぐにお腹がすいてしまうということがあるのです。
そんな時、その空腹感を感じることなく、続けることができるダイエットとして、おすすめしたいのがおかゆダイエットなのです。



おかゆと言えば、風邪や胃の調子が悪い時に食べるというイメージが強いですが、実はダイエットの効果もあるんです。

おかゆを使ったダイエットというのは特に目新しいものではなく、じつは昔からあるダイエット方法の1つです。

やり方もごくシンプルで、ご飯の代わりにおかゆを食べるというもので、理想的には3食すべてをおかゆの食事にすることが望ましいのですが、3食すべてが無理ならば、たとえば朝だけ夜だけでもおかゆにするという方法でも大丈夫です。

よく耳にする炭水化物抜きダイエットやアトキンスダイエットなどはお米など炭水化物を食べずに痩せる方法は有名で効果もあるようですが、欠点として日本人の主食であるお米を食べたいのに食べないことでストレスが溜まり、お米やパンなどを抜いているんだから、これくらい食べても大丈夫だろうと、他のものを食べる量を増やしてしまったりすることでリバウンドにより失敗させてしまう人もたくさんいるのが事実です。→ストレスを味方につけて痩せる方法

世の中にはありとあらゆるダイエット方法があふれており、テレビ番組などで大々的に取り上げられて、一大ブームを巻き起こしても、いつの間にか消えてしまうということを繰り返してきました。

体重を落としたいと思った時に、なにか1種類だけの食材を食べていれば痩せるという方法はあまりおすすめできません。極端なダイエット方法は一時的に体重を落とすことができたとしても、結局すぐにリバウンドしてしまうことにつながる可能性が高いし、何よりも栄養が偏ってしまい、体を壊す心配もあるのです。→ダイエットと栄養素の関係


・おかゆにすれば、普通のご飯の約半分のカロリーにすることができる
おかゆはなんと言っても低カロリーです。ごはんを水で炊いて膨らますわけですから、白米の量は少なくなります。水の量によってカロリーは変わってきます。
通常のご飯で100gあたり160kcalに対して、三分粥は30kcalです。
また、おかゆは暖かい食べ物なので、食べると身体が温まって代謝が高まります。
熱い食べ物はゆっくり食べるため満腹中枢を刺激するという効果も期待できます。→からだを温めて痩せる方法

・おかゆダイエットは満腹感があるので成功率アップ!
お粥の良いところは、水を入れてたくことになるので、お米の量を増やすことができて、その量を増やすことができるのです。そのため、通常のご飯を食べる量の半分量で、同じ満腹感を感じることができます。

水を入れているということで、とても食べやすくなっています。
おかゆを食べるときに、少し温かいご飯となっているので、早く食べることができないようになっています。

そのことも満腹感を感じることができる利点となるのです。
ゆっくりとお粥を食べている間に、満腹感を感じることが出来るので、ほかのカロリーの高いものを食べなくても満足をすることができます。その結果、カロリーを大幅にカットすることができます。


・おかゆダイエットは、1日1食としましょう
お粥の場合は、雑炊と違って、お米の栄養分しか取れないようになっています。
そのため、1日の栄養を十分に取りながらダイエットをすることが大切なので、お粥の場合は、1日に1食だけ置き換えて行うようにします。→置き換えダイエットの実践方法

食べる量を工夫することを大切にしたのがおかゆダイエットです。普通に1食に食べているご飯の量よりもはるかに少ない量で済むのがおかゆを食べる事の最大のメリットです。おかゆは水を吸ってかさが増えるので、普通に炊いたお米の半分程度の量でも十分満腹感を得ることができます。

そして主食をおかゆにする以外にはおかずはこれまで通りのものを食べる事です。ただし脂の多いものを控えめにして、量を食べ過ぎないようにする努力は必要です。この方法ならば1食分の食事からとるカロリーを無理なく抑えることができるし、極端な食事制限とは違ってリバウンドの心配もありません。



生米から作るのを「炊きお粥」、冷ご飯から作るのを「入れお粥」と呼び分けるそうです。

お米、またはご飯に水、というパターンだけでなく、お茶で作る茶粥もあります。

冷凍したご飯は解凍しなくても大丈夫。鍋に水を入れて炊くだけで完成です。

①米を研いで分量の水を加え、水に浸す。
【三分がゆ】水は米の20倍の容量
【五分がゆ】水は米の10倍容量
【七分がゆ】水は米の7倍容量
【全がゆ】水は米の5倍容量
最初は、強火で、煮立ったら弱火にするのがポイントです。

②強火にかけて沸騰したらすぐに火を弱め煮立つ程度にする。

③蓋をしてそのまま40分炊く。ふきこぼれそうなら蓋をずらして、ゆっくり仕上げる。

④完成後、各種トッピングやアレンジを加える。


おかゆにはこんにゃくを入れて炊くと食物繊維と取れてダイエットにさらに効果的です。
おかゆだけでは栄養が偏ってしまいますのできのこなどの炊き込みご飯もそのままおかゆにすると野菜も一緒に取ることができます。
黒豆や大豆を一緒に炊き込んでおくのもよいです。
豆類は食物繊維豊富ですのでより効果が期待できます。→豆類で痩せる方法

野菜は生野菜よりゆでて食べるようにしています。そのほうがたくさん野菜を取ることができるからです。酢漬けして保存食にしておくと時間がない時に便利です。



おかゆに合うおすすめ食材
たまご
牛乳
しらす
とろろ
大根おろし
にんにく
佃煮のりで味付けしたおかゆ
なめたけで味付けしたおかゆ
砂糖醤油味のあんをかけたあんかけおかゆ
すりおろした人参を入れた人参おかゆ
鰹節&醤油を混ぜた物を乗せたおかゆ
しょうがの千切りおかゆ
しそとごま油を入れたおかゆ
梅干し入りのおかゆ
昆布と七味のおかゆ


Q.時間をかけておかゆをつくることができません。何とか、残りごはんでおかゆに近づける方法はないでしょうか。
A.まず、ごはんを水洗いすることです。ざるに入れて洗ってから、3倍ぐらいの水を煮立てて中に入れます。沸騰したら火を弱めて約20分。十分に蒸らしましょう。

Q.おかゆにいろいろな具を炊き込む場合、タイミングが非常に大事だといわれます。具体的にはどういうことでしょうか?
A.具には魚介類、肉やレバー、野菜などさまざまあり、乾物や漬けものなどの加工食品もありますね。新鮮な魚介や柔らかい野菜なら、おかゆが炊き上がる直前に加えて、さっと火を通すのが一番おいしいのです。刺身ならもっと短時間、おかゆをお椀に盛るときに合わせて余熱だけで仕上げましょう。
逆に、火の通りにくい具は早めに加えて十分に炊くことです。おいしいだしのでる骨つき肉や魚、干物などは最初からお米といっしょに。


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