手 軽 さ 70/100
コ ス ト 50/100
アレンジ10/100
身体負担50/100
知  識50/100
ペ ー ス 30/100
ガムダイエット
ガムダイエットとは、名前通り市販されているガムを噛んで痩せるという方法です。普段からガムを食べる機会が多いでしょうか?

食事のメニューではゴボウやレンコンなど根菜の煮物、青菜のおひたし、小魚の干物、噛めば噛むほど味の出るスルメ。噛みごたえのある食べ物を食べていますか?

もし噛む食べものを長いこと食べてないという人こそ効果的というのが、「ガムダイエット」です。

噛まない生活を続けている人が、簡単に、お金をかけずにできるうえに、小顔、ダイエット、そして健康のためにとても効果があるんです。

「噛む」エクササイズ&ダイエットの頼もしい味方、それがガム。
ファッション誌のモデルたちも注目しているというガムダイエットはガムを噛むことで表情筋を鍛え、引き締まった小顔をめざしています。
あなたもぜひ、今日から始めてみてくださいね!


1日30分以下しか噛んでない!
昔と比べて日本人の噛む回数は年々減少しています。伝統的な日本の食事では、1回の食事で約1400回噛んでいたのだそうですが、現在は柔らかなメニューが多くなった影響で、なんと半分以下の約600回にまで減っているのだそうです。→和食で効果的に痩せる方法

1日3食あわせても30分以下しか噛んでいないといいますから、ちょっとびっくりしてしまいますね。

1日の食事をちょっと思い出してみましょう。ハンバーガーやサンドイッチ、ハンバーグ、パスタ、オムライス、スイーツなど、食事の欧米かに伴い柔らかいものばかりが食卓に並んでいませんでしたか。

しっかり噛みごたえのあるキンピラや煮物などは「お弁当の添えものくらい」だとしたら、しっかり噛むチャンスなんてありません。

テレビCMで流れるナレーションは「ふんわりなめらか」「とろけるおいしさ」商品パッケージにも、柔らかさを強調するコピーが並んでいます。現代は柔らか=おいしいという感覚があるようです。

やっぱり、とろけるような食感だとおいしいし、ふんわりした食感はハッピーな気分にさせてくれます。だからといって無理に食べたくないものが食卓に並ぶのであれば逆効果です。

私たちにとって柔らかグルメは手放せない存在なので、それを補うのがガムです。おいしいものはおいしくいただいて、ガムでしっかり噛む習慣。それこそが大切になってきます。

やはり噛まないと食べ過ぎてしまう傾向にあります。
柔らかなサンドイッチやラーメン、うどんなどは、時間をかけずにパクパクッと食べられてしまいます。でも食べたあとなんだか物足りなくて、ついついおやつにも手が伸びるという悪循環。

これは柔らかな食品だと食べる時間が短くなるので、満腹中枢が働くヒマもなく食べ終わってしまうためであり、満腹中枢が働くには、食べ始めてから20分から30分ほどかかるといわれています。ゆっくりよく噛むことは、食べ過ぎ防止にもつながるのです。
たくさん食べるのを防ぐ方法


ガムと脳の関係って?
どういう時に皆さんはガムを噛みますか?作業中であったり、暇な時、ドライブの時など様々だと思いますが、共通していることは集中したい時や眠気防止にガムを噛んでいませんか?ガムを噛むのは、噛むこと自体が脳を覚醒させ、眠気を防止したり集中できることが経験的に知られているためです。

ある研究でガムを噛んだときの脳の血流を調べたところ、あきらかに血流が増加することがわかったそうです。これは、ものを噛むと顔の表情筋が動き、それとともに血管も動いて脳への血流がうながされるからと考えられています。→ダイエットと脳の関係について

噛みぐせの修正もガムでできる
噛みグセはバカにできません。毎日、毎食知らず知らずのうちに顔の左右バランスが少しずつ崩れています。

食事のとき、右か左か、つい同じ側ばかりで噛んでいませんか。歯並びや歯の詰めものなどの影響で、だれもが持っている噛みグセ。

ガムは、左右の噛みグセを修正するためにも効果的です。食事とは違って、右で噛む、左で噛むと、噛むことを意識しやすいからです。左右均等に、意識しながら噛めば、左右の表情筋のバランスもよくなるでしょう。

ダイエットとガムのうれしい関係
おなかがいっぱいという状態をごまかして作ってあげれば痩せることが可能です。食事の前にガムを数分間噛むことで、実際に食事をしなくても噛むという行為だけで満腹中枢が刺激されることもわかっています。

そのため、少ない量で満足できるようになります。ガムを噛んでから食事をすると、食事量が2~3割も減るという驚きの報告もあります。
食前のガムは、手軽なダイエット法といえます。小顔のついでにスリムなボディも叶えてしまいましょう。


板ガム1枚(粒ガムなら2粒) を噛み、柔らかくなったらスタート。

次の順で、ゆっくり大きくガムを噛みます。
右の奥歯で20回
左の奥歯で20回
右の小臼歯(奥歯と前歯の間)で20回
左の小臼歯(奥歯と前歯の間)で20回
前歯で20回

舌をうまく動かしましょう。

おなかに両手を当て、腹式呼吸を意識しながら行います。

ガムを前歯で噛んだ状態で行います。

イーと声を出しながら、4カウントでゆっくり口を横に広げます。

「ウー」と声を出しながら、4カウントでゆっくり口をとがらせます。

もう1度「イー」で息を吐ききります。

4セット繰り返します。


手を後ろで組み、背筋を伸ばします。

右側でガムを噛み、右目をウインクして、右の口角をギュツと上げて目じりに近づけます。

そのまま8回ガムを噛みます。左も同様に8回噛みます。
ウインクしていない方の目はできるだけ大きく開きます。
3セット繰り返します。



当然ですがガムはもともと噛むためのお菓子なので、理想的なものですが、食事から噛む回数を増やそうと思った場合にはどのようなものをとればよいのでしょうか。

ガムを10分噛むと約550回の咀嚼回数になるといわれています。
この数値は優秀で10分で1回の食事に匹敵するほどしっかり噛めるわけですね。
噛む回数が少ない食品が悪いというわけではありませんが、目安にしてください。

ガム 550
ポップコーン 495
せんべい 162
フランスパン 108
かりんとう 98
こんぶ 85
きざみキャベツ 82
焼き豚 75
皮付きりんご 74
食パン 62
ステーキ 62
フライドポテト 60
ハム 48
こんにゃく 48
エビフライ 46
ごはん 41
ハンバーグ 36
焼きそば 36
かしわ餅 34
ゆでたまご 33
サラダ 32
シュークリーム 29
大福 27
カレーライス 23
ショートケーキ 20
そば 15
プリン 8
バナナ 7



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