亜鉛
生理作用 ビタミンB群の正常な働きのために必要
健康効果 消化や代謝やアルコールの分解、抗酸化などの働きをする酵素の成分となる
核酸、タンパク質、インスリンの合成のために必要
生殖機能や前立腺の発達や働きのために必要
適応症 狭心症、動脈硬化、肝炎、前立腺障害
危険度 アルコール、利尿剤、フィチン酸、血圧降下剤や食品添加物の一部に、体内の亜鉛を減少させ、欠乏症状の引き金となるものがある。食物繊維の取りすぎや下痢、心臓や肝臓の障害、糖尿病などの症状のある人は亜鉛の吸収を低下させ、欠乏の原因となる。取りすぎる(100mg以上) と、免疫力の低下をまねく大量に体内に入ると肝臓や各組織の銅や鉄分が減少し貧血を起こしたり、中毒症状を起こす(249以上)
青汁
生理作用 麦類若葉農
健康効果 皮層や粘膜の保護し、炎症を予防する
効率のよいビタミン、ミネラル補給源となる
SOD補酵素として抗酸化作用があり、活性酸素を無害な酸素に転化する
新陳代謝を活発にして細胞の増殖を活性化する
ケール
ビタミンCを多く含み、肝機能を高める
血中コレステロールを減らす作用がある
野菜不足の人のビタミン、ミネラル補給によい
適応症 肝炎、胃潰瘍、動脈硬化、糖尿病、心筋梗塞バセドウ病、関節炎、膠原病、膵炎、鼻炎、肋膜炎
危険度 取りすぎると、体を冷やし下痢を起こすことがある
アガリクスタケ
生理作用 血中コレステロールや血糖値の上昇を抑制する
健康効果 肝機能の改善効果がある
免疫力を高める
β‐グルカン(高分子多糖類)には顕著な腫瘍抑制作用があり、ガン細胞の増殖や転移を防ぐ
ガンの痛みを軽減する
腸を刺激して老廃物の排泄を早める
排便を促し、大腸ガンの予防効果がある
ビフィズス菌を増殖する
炎症やアレルギー症状を抑える
適応症 疲労回復、便秘、肝炎、ガン、抗ガン剤や放射線治療による副作用、動脈硬化、アトピー性皮膚炎、花粉症、老化予防
明日葉
生理作用 新陳代謝の機能を高める
健康効果 イソクエルシトリンには、利尿、緩下作用がある
アンゲロールには、健胃作用、疲労回復作用がある
ルテオリンには、強心、利尿作用がある
毛細血管を強くする
茎の黄汁に含まれるカルコンやクマリンにはガンの進行を抑える作用がある
適応症 疲労回復、高血圧、便秘、腎臓病、肝炎、むくみ、生理不順、アレルギー症、悪性貧血、寄生虫駆除、二日酔
危険度 人によりじんましんを起こすことがある
アルカリイオン水
生理作用 抗酸化作用があり、活性酸素の悪影響を抑える
健康効果 ガン細胞を老化させ減少させる作用がある
腸内の異常発酵を抑制する
便通をよくし、便、尿、汗の臭いを抑える
新陳代謝をよくして、自然治癒力を高める
アトピー性皮層炎などの改善効果がある
栄養の消化吸収率が高まる
保湿力があり皮虐がなめらかになる
農薬や食品添加物の毒性を中和する
適応症 胃潰瘍、アレルギー症、甲状腺障害、白内障、疲労回復、美肌
危険度 多量に飲み続けると胃の酸性度が低下し消化機能を弱める
イソマルトオリゴ糖
生理作用 低力ロリーな甘味料
健康効果 ビフィズス菌を増殖させる
便性を改善する
虫歯になりにくい甘味料
防腐作用がある
ガン予防効果がある
適応症 便秘、便通改善下痢、肥満予防、糖尿病
危険度 便性を改善するには連続摂取しないと効果はない( 1日4~10gを数週間以上)
多量に取ると下痢を起こす
通常の量でも体質や体調によっても軟便や下痢になることがある
1部は消化吸収されカロリーになるので多量に取るとダイエット効果がなくなる
イノシトール
生理作用 リン脂質を構成する成分
健康効果 成長・発育を促進させる作用がある
脂肪の代謝を助ける
血中コレステロールを減らす
血液中で脂肪が固まるのを防ぐ神経細胞に関係する
適応症 アテローム性動脈硬化症、心臓病、腎臓病、肥満、便秘、脂肪肝
危険度 カフェインを多く含むもの、アルコール、抗生物質の医薬品を一緒に取るとイノシトールの作用を弱め、欠乏症状の引き金となる
ウコン
生理作用 強い抗酸化作用がある
健康効果 血小板の凝集を抑制し、血栓を防ぐ
胆汁の分泌を促進し、血中コレステロールを減らす
肝臓の解毒機能を高める
酸に対する胃の防御能力を高める
利尿作用がある
止血作用力ある
健胃作用がある
鎮痛作用がある
強心作用がある
抗菌作用がある
出血や炎症、潰瘍を抑える作用がある
適応症 肝炎、胆道炎、胆道結石、黄疸、胃炎、生理不順、高血圧、低血圧、動脈硬化、腹痛・生理痛・胸脇痛・乳房などの痛みの緩和、二日酔、肩こり、リューマチ、糖尿病
危険度 貧血症状を起こす
エイコサペンタエンサン(EPA)
生理作用 血液の粘度を低下させ凝固するのを抑制する(血栓予防)
健康効果 血圧を下げる
血中中性脂肪値を下げる
悪玉コレステロールを減らし善玉を増やす
腫瘍を抑える作用がある
乳ガン、大腸ガン、前立腺ガンの発生や増殖転移を抑制する
インスリンの働きをよくする作用がある
適応症 高脂血症、血栓症、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、高血圧、ガン、アトピー性皮膚炎、糖尿病
危険度 血液が固まる力を弱めるので出血しやすくなるおそれがある
友血病、胃酸過多、消化器潰瘍のある人、ワーファリンなどの抗凝固剤、アスピリン、インドメタシンなどの血小板凝集抑制剤の服用者は使用に注意が必要
魚油の過剰摂取は免疫能力を低下させるおそれがある
魚油にはモノエン酸(心筋梗塞の原因)が製造段階で混入している場合がある
酸化しやすく、劣化すると過酸化脂質とり細胞や血管を傷つけたり、より毒性の強い活性酸素発生の原因となる臭いがきついので不快感を感じることがある
オリゴ糖
生理作用 小腸では吸収されず(吸収されるものもある)大腸でビフィズ菌などの有用菌の栄養になり増殖を助ける
健康効果 腸内での腐敗物質や発ガン物質などの毒素の生成を抑制し腸内をきれいにする
肝臓の負担を軽減する
便通を改善し、肌の美容効果にもなる
大腸ガン予防になる
エネルギーにならない甘味成分で、砂糖の代用として肥満を予防する
虫歯菌のエサにならない甘味料
血中コレステロールを減らす作用がある
適応症 便秘、肥満予防、糖尿病
危険度 取りすぎ、体調、体質によりお腹をゆるめ下痢を起こすことがある
オリゴ糖のなかにはカロリーになるものもある
他の食品に起因する虫歯に対して予防効果があるわけではない
オリーブオイル
健康効果 活性酸素の除去作用がある
発汗作用および利尿作用がある
オイル鮮血中コレステロールを減らす
抗酸化作用がある
X線や放射能の障害から守る作用がある
消化吸収を助ける
オレイン酸には変異原性の抑制効果があり、抗ガン作用も期待されている
適応症 動脈硬化、胸やけ、胃のもたれ、胃酸過多、胃潰瘍、便秘、老化予防
危険度 多量に取るとお腹をゆるめ下痢を起こすことがある
肝臓病に注意を要する
カフェイン
生理作用 強心作用がある
健康効果 大脳への血流を増し、興奮・覚醒作用がある
中枢神経を興奮させ頭をスッキリさせる
頭痛を抑える
脂肪を分解する酵素を活性化する
胃酸の分泌を高める
腎臓流血量を増し利尿作用を高める
適応症 酔い止め、カゼによる頭痛、食欲不振
危険度 空腹時の摂取は胃酸を増し胃潰瘍の原因となる
体質や過剰摂取により、偏頭痛、腹痛、下痢、動悸、息苦しさ、めまい、不眠嘔吐、けいれんを起こす
メラニンに影響を与えるので、日光によく当たる人はシミができやすくなる
心臓疾患、胃潰瘍、緑内障の人、妊婦、小児は注意を要する
気管支拡張剤、交換神経刺激剤(塩酸クレンフテロール、硫酸オリシプレナリン)などの作用を強め副作用発症の原因となる
抗不安剤ジアゼパム、ロラゼパムなどの作用を妨げ効果を弱める
カプサイシン
生理作用 中枢神経を刺激して副腎皮質からのアドレナリンの分泌を促進し新陳代謝を高める。
カプサイシンが含まれている唐辛子を魚料理、野菜、穀類、豆類の料理に頻繁に使用してください。ます。カプサイシンは、脳に入り、交感神経を刺激、アドレナリンが分泌され、汗が出て、体が熱くなります。
カプサイシンは、脂肪細胞の中の中性脂肪を燃焼させ、肥満を防ぎます。
健康効果 肝臓や筋肉内のグリコーゲンを分解する
脂肪組織から脂肪酸を遊離させ脂肪を小さくする
血行を促進させる作用がある
体重の増加を抑制する効果がある
鎮痛作用がある
辛味により調理の食塩使用を減少させる
殺菌作用がある
発汗・興奮作用がある
食欲増進、健胃作用がある
免疫力を高める
適応症 食欲不振肥満
危険度 とりすぎると局所の血管が充血する(痔などの症状を悪化させることがある)
胃液の分泌を抑制する
胃を荒らす
寒天
生理作用 便の量を増加させ、便通をよくする
健康効果 コレステロールの吸収を抑える
緩下作用がある
腸内の老廃物や毒素を吸着し排出する
ガン細胞の増殖を抑制したり死滅させる作用がある
適応症 便秘、のぼせ、高血圧、動脈硬化、糖尿病、高コレステロール血症、虚血性心臓病、胆石の予防
危険度 体を冷やす作用があるので、冷え性の人、胃腸の弱い人、夜尿症の子供はとりすぎないよう注意を要する
食べすぎや体質により下痢を起こすことがある
キダチアロエ
生理作用 細胞の活性化作用がある
健康効果 胃の活動を活発化させる
緩下作用がある
血液を凝固させ出血を抑える作用がある
血栓を抑える作用がある
潰瘍や腫瘍を抑える作用がる
血糖値を下げる作用がある
ヒスタミン分泌を抑制する
鎮痛作用がある
抗菌作用がある
適応症 慢性胃炎、胃潰瘍、消化不良、便秘、下痢、糖尿病、神経痛、高血圧、生理不順、ニキビ、シミ、シワ、吹き出物、肌あれ、冷え性
危険度 身体を冷やすので、冷え性の人や衰弱している人は服用を避ける
胃腸機能低下、腎炎、痔の人はとりすぎないほうがよい
骨盤内臓器の充血を起こすので、妊娠や生理時の女性も使用に注意したほうがよい
アレルギーを起こし、湿疹などを発症させることがある
食べすぎると下痢を起こすことがある
キチンキトサン
生理作用 血中の悪玉コレステロールを減らし、善玉を増やす
健康効果 血圧を下げる
血栓を防ぐ作用がある
ヒフィズス菌を活性化し増殖させる
免疫力を高め、生体機能を調整する
殺菌作用がありバクテリアや細菌の繁殖を抑える
制ガン作用がある
肝臓の機能を改善する
尿酸代謝を改善する
摂取した食物の脂肪を吸着し、そのまま排出する作用がある
化粧品として保湿効果がある
適応症 高血圧、糖尿病、肝臓病、腎臓病、神経痛、更年期障害、皮膚疾患、眼疾患、アレルギー性疾患、花粉症、痛風、高尿酸血症、肥満
危険度 下痢気味の人が飲むと症状を悪化させることがある
飲みはじめに好転反応(だるさ、眠気、皮層の変化、便秘、下痢など)が現われることがある
キナコ(黄粉)
生理作用 脂肪の合成を抑制し分解を促進する
健康効果 過酸化脂質の生成を抑える
コレステロールを尿中に排泄させる作用がある
血中コレステロールや中性脂肪を減らす
血中トリグリセリドを減らす
ホルモンのバランスを調整する
インスリンの血中濃度を下げる
適応症 便秘、肥満、高脂血症、高血圧、動脈硬化、肝臓病
危険度 プリン体が多いので尿酸値の高い人は注意が必要
ギムネマ
生理作用 腸内でのブトウ糖や脂肪の吸収を妨げる
健康効果 インスリンの分泌量を改善し、血糖値を安定化させる
甘味を抑制する
虫歯の発生を抑制する
健胃作用がある
利尿作用がある
適応症 糖尿病、肥満、便秘、滋養強壮
危険度 とりすぎると、嘔吐、下痢、発汗や胸に圧迫感を感じることがある
妊産婦、乳幼児、疾患のある人は用いてはいけない
肥満予防効果はあるが、痩身効果に対しては疑問視する説も多い
クコ
生理作用 血糖値を下げる
健康効果 血圧を下げる
ストレスによる神経の疲れを取る
利尿作用がある
肝細胞の新生を促進する
炎症を抑える
消化器官の分泌を促進する
適応症 果実→滋養強壮、肝臓病、視力減退、眼精疲労、せき、高血圧、心臓病
葉→動脈硬化、高血圧の予防、肝臓病、シミ、ソバカス、肌あれ
根→強壮、結核などの熱、多汗
危険度 果実、葉は熱があるときは使用してはならない
クコ茶に基準以上の臭素(薫蒸消毒剤)が残留していた事例がある
クロレラ
生理作用 アルカリ性食品で血液を浄化する。血圧を下げる
健康効果 血中コレステロールを減らす
アレルギーを抑制する作用がある
細胞を活性化し身体の生理機能を高める
腫瘍を抑える作用がある
放射線や抗ガン剤の副作用を抑える
肝臓、腎臓、膵臓の働きを高める
増血作用がある
大腸菌に対する抵抗力を高め大腸ガンを予防する
適応症 疲労回復、動脈硬化、高血圧、脳卒中、白内障、網膜症、ゼンソク、腎炎
危険度 嘔吐、腹痛、下痢など胃腸障害や、湿疹、皮膚炎、日光過敏症などの皮層障害を起こすことがある。特に湿気を含むと皮層障害の原因となるフェオフォルバイドを生成するのでとり扱いには注意が必要
液状タイプの製品のなかには糖を多量に含むものがある
栄養面での効用はほとんど期待できない
粗悪な吸収率の悪い商品はほとんど吸収されることなく排出されてしまう
ワーファリンなどの血栓防止凝固剤の効果を弱めてしまうので、心臓病や血液の病気で投薬中の人は注意を要する
健康食品のなかでは最も消費者センターに苦情の多い商品で、販売方法(訪問販売)などにトラブルが多い
ケール
生理作用 整腸作用があり、腸の有害物質を排泄する
健康効果 血中コレステロールを減らす
血糖値を正常に戻す
肝臓の機能を高め解毒を促進する
アルカリ性食品で血液を浄化する
適応症 便秘、糖尿病、ストレス、カゼの予防、高血圧
危険度 とりすぎると、体を冷やし下痢を起こすことがある
大量摂取により貧血、脾臓の肥大、黒変の報告がある
市販品のなかには品質のよくない材料を使用していたり、不純物や農薬が混入している可能性がある
今のところ規格基準がなく、品質に大きなバラツキがある
信頼できるメーカーを慎重に選ぶ必要がある
酵素
生理作用 栄養素を働かせ身体に必要なエネルギーを供給させる
健康効果 消化吸収の機能を高め、新陳代謝機能を高める
腸内細菌の働きを活性化させ、腸機能を改善する
腸内の有害物質を減少させ肝臓の負担を助ける
免疫力を高める
活性酸素の消去作用がある
適応症 滋養強壮、便秘、美肌
危険度 ホルムアルデヒド、シュウ酸などの有機酸、そのほか細菌性毒素が含まれているものがあり、注意を必要とする
コエンザイムQ-10
生理作用 栄養素を燃焼させてエネルギーに変換するときに働く補酵素
健康効果 高い抗酸化作用があり、活性酸素を除去する
白血球の働きを強め、免疫力を高める
スタミナをつける
肝臓でのナトリウムの排泄を高める
精子の運動能力を強化する
適応症 心臓病、不整脈、アレルギー、ゼンソク、呼吸器障害、桔神分裂症、アルツハイマー症、歯肉炎、高血圧
危険度 体質やとりすぎにより、胃部不快感、食欲減退などを起こすことがある
小麦ふすま
生理作用 便を適当な硬さに改善し、便量の増加、腸内通過時間を短縮させ、腸機能を改善する
健康効果 コレステロール上昇を抑制する
脂質の酸化を防止する
適応症 便秘
危険度 食べすぎると一過性にお腹が緩むことがある
コンドロイチン硫酸
生理作用 各器官の細胞組織に対して保水、湿潤、弾力を与え増殖や活性化作用をもつ
健康効果 動脈壁の細胞を再生する
炎症や潰瘍を抑える
皮虐の損傷、キズの治癒を早める
目や角膜・水晶体の透明性や弾力性を保つ
関節軟骨の弾力や円滑性をよくする
精子細胞を増殖し精子を増やす
栄養の消化吸収を高め新陳代謝を促す
痛みの原因となる有害アミンを中和して痛みをとり除く
血中コレステロールを減らす
過酸化脂質を除去する
カルシウムの代謝に関与する
ガンが成長するときに生ずる新生血管の形成を阻害しガンを抑制する
適応症 神経痛、腰痛、閨節痛、肩こり、リューマチ、骨粗霧症、動脈硬化、腎臓疾患、ネフローゼ、眼疾患、難聴、夜尿症、脱毛症、不定愁訴の改善美肌
シジミエキス
生理作用 胆汁の分泌を促進しコレステロールを減らす
健康効果 肝臓の解毒作用を活性化させ強くする
肝臓への脂肪の沈着を防ぐ
生体の酵素代謝や核酸の合成に役立つ
血液循環をよくする
脳神経に有効に働き鎮静作用がある
鉄の吸収を高め、増血作用がある
適応症 貧血、黄疸、肝機能障害アルコール性肝炎、心臓病、夏バテ、骨軟化症、骨粗霧症、二日酔、カゼ
生姜
生理作用 鎮咳・去疾作用がある
健康効果 解熱、解毒作用がある
唾液の分泌を高め、食欲を増進し消化機能を高める
腸のぜん動を高め、腸内の宿便やガスの排泄を促す
末梢血管の血流を増進し体を温め発汗を促す
血中コレステロールを減らす
血液をサラサラにする
中枢神経に作用しけいれんを抑える
消炎鎮痛作用がある
強心作用がある
殺菌作用がある
適応症 胃痛、腹痛、胃潰瘍、乗り物酔い、吐き気、肝臓障害、カゼ、喉の炎症、鼻づまり
食べすぎると大脳を興奮させイライラや不眠を起こす
胃の粘膜に障害を起こす
危険度 漢方医学でいう「実症」「熱症」の人は慎重に用いる必要かある
大豆オリゴ糖
生理作用 低カロリーの甘味料(砂糖の1/2のカロリー、甘味度0.7)
健康効果 ビフィズス菌を増殖させる力が大きい
腸内腐敗産物の生成を抑制する
便通を改善する
適応症 便秘、肥満、糖尿病
危険度 とりすぎあるいは体質・体調により、お腹を緩め下痢を起こすことがある
大豆サポニン
生理作用 抗酸化作用があり過酸化脂質や活性酸素の生成を抑える
健康効果 肥満者の腸の絨毛機能を改善し脂質吸収を抑える
血中コレステロールを減らす
炎症を抑える作用がある
去疾作用がある
抗菌作用がある
適応症 肥満、高脂血症、心臓病、高血圧、動脈硬化、肝臓病、不定愁訴の諸症状(イライラ、肩こり、頭痛など)、アレルギー症、美肌
危険度 ごくまれにアレルギーを起こす人がある
月見草油
生理作用 血中コレステロールを減らす
健康効果 ホルモンを作る
血糖値を下げる
血圧を下げる
アルコール代謝を促進する
アトピー性皮膚炎に対し改善効果がある
腫瘍を抑える作用がある
血栓を予防する
免疫力を高める
適応症 動脈硬化、高脂血症、心臓病、生理痛、高血圧、肝硬変、アレルギー性湿疹、アルコール中毒、二日酔、肥満、糖尿病、リューマチ、関節炎、湿疹、ゼンソク
危険度 酸化しやすく酸化すると過酸化脂質となって細胞を損傷する
デキストリン
生理作用 排便回数、便量、便性状などの改善作用がある
健康効果 食後の急激な血糖値の上昇を抑制し、インスリンの分泌量を減らす
血中コレステロールを減らす
血圧を下げる
他の食物繊維のようなミネラル、微量金属元素の吸収抑制がない
適応症 便秘、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症
危険度 とりすぎると軟便や下痢を起こす
ドクダミ
生理作用 炎症を抑える
健康効果 強心作用がある
利尿作用がある
解熱作用がある
ぜん動運動を高めることにより緩下作用がある
血液循環をよくして体内の代謝を高める
毛細血管を強くする
血小板の凝集を抑制する
細菌やウイルスを抑制する
大腸内のアンモニア等の有害物質や悪玉菌を減らす
入浴剤として、保湿効果がある
化粧品用途で美白効果があり、シミを改善する
適応症 便秘、化膿性感染症、高血圧、動脈硬化、尿道炎、皮膚炎、肌あれ、吹き出物、ニキビ、冷え性、むくみ、蓄膿症、こしけ、淋病、梅毒、痔
危険度 体質に合わない人がいる
下痢を起こすことがある
身体を冷やすので、冷え性の人、胃腸の弱い人、衰弱している人、夜尿症の子供などは使用には注意を要する
ドコサヘキサエンサン(DHA)
生理作用 脳および神経組織の発達や機能を高める
健康効果 胎児の脳の発達に関係する
細胞膜を柔らかくして細胞を若返らせる
血液の凝固を抑制する(血栓予防効果)。血圧を下げる
血中中性脂肪値を下げる
悪玉コレステロールを減らし善玉を増やす
アレルギーや炎症、腫瘍を抑える作用がある
乳ガン、大腸ガン、前立腺ガンの発生や増殖転移を抑制する
視力を向上させる作用がある
肝臓の機能を高める。インスリンの働きをよくする
肌の角質を丈夫にして、皮層の防衛機能を高める
適応症 高脂血症、血栓症、心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中、動脈硬化、高血圧、肝炎、眼精疲労、仮性近視、老眼、痴呆症、皮虐炎、ゼンソク、アトピー性皮膚炎、大腸ガンの予防、糖尿病
危険度 血液が固まる力を弱めるので出血しやすくなるおそれがある
免疫能力を低下させるおそれがある
動物実験ではとりすぎると、心臓機能の影響を与える。ヒトは不明
酸化しやすく、劣化すると過酸化脂質となり細胞や血管を傷つけたり、より毒性の強い活性酸素の原因となる
臭いがきついので、不快感を感じることがある
原材料の魚油にPCBやDDTを検出した事例がある
トチュウ
生理作用 自律神経(副交換神経) を刺激して血圧を下げる
健康効果 鎮静作用があり精神のイライラを鎮めストレスを緩和する。
コレステロールを吸着し中性脂肪を抑える。
末梢血管を拡張し、血流をよくする。
新陳代謝を高める。
記憶力の低下を防止する。
動物実験ではガン(大腸ガン、白血病) を抑制する効果が見られた。
強壮、精力、性機能改善効果がある。骨や筋肉を強くする。
肝臓や腎臓の機能を高める。
流産を防止する
鎮痛作用がある。
コラーゲンを活性化させる作用がある
適応症 疲労回復、動脈硬化、高脂血症、脂肪肝、不眠症、妊娠中の下腹部痛や性器出血、糖尿病や高血圧の予防、腎臓病、骨粗髭症、歯槽膿漏、肥満、美肌、ストレス、冷え性
危険度 採取時期により薬効成分含有量が大きく異なるので要注意(7月から10月の若葉がよい)
粗悪な商品には薬効成分がほとんど存在しない可能性もありうる
エキスは肥満者に対して脂肪軽減効果は期待できるが、市販のカン入り茶などはそれほど痩身効果は期待できない。糖分の多い清涼飲料水の代わりに飲めば肥満防止に役立つと考えるほうがよい
ネコンブ(根昆布)
生理作用 コンブの葉の部分より栄養素が豊富
健康効果 ヨードが豊富で、甲状腺ホルモンの働きを高める
整腸作用がある
血圧を下げる
新陳代謝を活発にする
白血球の力を強め免疫力を高める
カリウムがたいへん豊富
アルカリ性食品で血液を浄化する
低カロリー食品
適応症 便秘、下痢、高血圧、動脈硬化、肥満
危険度 ヨードが多く取りすぎると過剰症(甲状腺機能低下、むくみ)を起こす
生は消化が悪く胃腸に負担がかかり下痢をすることがある
ハトムギ
健康効果 腎臓の働きをよくし利尿作用を高めてむくみをとる
炎症や潰瘍を抑える作用がある
健胃・整腸・食欲増進作用がある
膵臓の働きを高め、血糖値を下げる作用がある
活性酸素を除去する
新陳代謝をよくして免疫力を高める
母乳の出をよくする効果がある
制ガン作用がある
血液の凝固を促進する
適応症 滋養強壮、虚弱体質の改善、結核、脚気、肥満、結石、便秘、高脂血症、糖尿病、シミ、ソバカス、ニキビ、イボ、肌あれ、筋肉痛・リューマチ・神経痛などの鎮痛、心臓病、腎臓病、胃腸のポリープ、胃潰瘍、前立腺肥大
危険度 体質によって胃部不快感、下痢、また飲み始めに体がかゆくなることがある
身体を冷やすので、冷え性の人や胃腸の弱い人は使用に注意
ビール酵母
生理作用 腸内有用細菌の働きを活性化させる
健康効果 腸のぜん動運動を刺激し便通を整える
身体の代謝活動を活発にして免疫力を高める
肝機能及び解毒機能を高める
血糖の調整作用がある
マクロファージを活発にし、ガンを抑制する作用がある
鉄の吸収を高める
適応症 疲労回復、胃腸疾患、胃潰瘍、十二指潰瘍、便秘、肝臓病、糖尿病、結核、皮膚疾患、肌あれ、神経痛、白内障、腰痛、高血圧
危険度 核酸が含まれプリン体が多い
核酸が痛風や高尿酸の原因になるわけではないが、尿酸代謝に異常のある人、高尿酸血症、痛風の人やその傾向や体質の人は注意したほうがよい
フラボノイド
生理作用 抗酸化作用があり、活性酸素を抑制する
健康効果 発ガンを抑制する
免疫力を高める
炎症やアレルギーを抑える作用がある
カルシウムを活性化する
毛細血管を保護し強くする
利尿作用がある
抗菌作用がある
植物では、種子の発芽と成長の調節の働きを持つ
適応症 心筋梗塞、高血圧、動脈硬化
危険度 フラボノイド化合物には変異原性がある
プロポリス
生理作用 抗酸化作用があり、細胞の損傷を防ぐ
健康効果 免疫力を高める
炎症やアレルギーを抑える
血液を浄化し、血行をよくする
血圧を下げる
血糖値を下げる
鎮痛・麻酔作用がある
カルシウムを活性化させる
抗ガン作用がある
水溶性プロボリスは刺激が少なく吸収性が高い
適応症 食欲不振、湿疹、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脱毛、ゼンソク、花粉症、腫瘍、感染症、糖尿病、関節炎、白内障、歯肉炎
危険度 アレルギー症に有効な反面、プロポリスにアレルギーを起こす体質の人がいる
粗悪な商品には蜂毒という有害物質や添加物が含まれていることがあり、下痢や発疹を起こす
採取時期や場所により成分や品質にバラツキが大きい
ベニバナ(オイル)
生理作用 花→冠状動脈を拡張し血圧を下げる
健康効果 血栓を溶かす作用がある
鎮痛・鎮静作用がある
免疫力を高める
血液循環をよくし細胞を活性化しホルモンバランスを整える
油→コレステロールを減らす→リノール酸を参照
適応症 花→生理痛、生理異常、貧血、冷え性、血行障害、更年期障害など婦人病全般、動脈硬化の予防、高血圧、血栓症、美肌
油→動脈硬化、高血圧予防、血栓症、肥満
危険度 花→子宮筋を興奮させる作用があるので妊婦、流産経験者、出血傾向の人は用いてはいけない
油→酸化しやすく酸化すると有害な過酸化脂質となる
ポリデキストロース
生理作用 虫歯になりにくい甘味料
健康効果 整腸作用がある
血糖値を下げる
血中脂質を調整する
血圧の上昇を抑制する
コレステロール性胆石の生成を抑制する
ガン予防効果がある
適応症 便秘、肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症
ポリフェノール
生理作用 活性酸素を除去し、細胞の損傷、老化を防ぐ
健康効果 コレステロールの調整作用がある
適応症 疲労回復、ストレス
危険度 抗酸化物質のホープとして注目されているが、必ずしも大きな効果が期待できるわけではない
LDLコレステロールの過酸化を抑制する効果は、ポリフェノールの摂取より喫煙や食生活の改善のほうがはるかに高いというデータもある
活性酸素の除去には抗酸化物質の摂取より、食事や喫煙など活性酸素発生の原因となる習慣を改善するほうがてっとり早く効果的
いくらボリフェノールをとっても数本のタバコでその効果を失ってしまう
過度の期待はかえって危険な要素を含む
抗酸化物質のとりすぎは、疲労や筋力低下の原因となる
モロヘイヤ
生理作用 β-カロチンが豊富で、抗酸化作用、制ガン作用、免疫調整効果が期待できる
健康効果 緑黄色野菜のなかでは栄養成分が豊富で、栄養補給によいメラニンの生成を抑制する作用がある
粘膜を強くする
肌の血行や代謝を促進し老化を防ぐ
適応症 便秘、肥満、肌あれ、吹き出物、心臓病、高血圧、動脈硬化、糖尿病、アレルギー症
危険度 とりすぎや体質によりお腹を緩めたり下痢を起こすことがある
モロヘイヤの種子、茎、実にはストロファンチジンという物質が含まれており、不整脈、動悸、悪寒、下痢などを起こす
モロヘイヤを食べた牛が死亡した事例が数件ある
ルイボス
生理作用 活性酸素を消去し細胞の老化を防止する
健康効果 血中の中性脂肪を減らし、善玉(HDL) コレステロールを増やす
肝臓の機能を高める
解毒作用を高める
免疫力を高めてエイズウイルスや発ガンを抑制する作用がある
ボケを防止する
抗菌・殺菌作用がある
便通や便の性状を改善し便臭を抑える作用がある
精神を安定させる
適応症 便秘、アトピー性皮膚炎、口内炎、ニキビ、肌あれ、高血圧、肝臓病腹痛腹部膨満感、糖尿病、白内障、肥満、二日酔い
危険度 お腹を緩めたり下痢を起こすことがある
レシチン
生理作用 細胞膜を構成する物質
健康効果 神経伝達物質アセチルコリンの材料
脳の機能を活性化させる
血中コレステロールを減らす
コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぐ
血管壁のたまったコレステロールを溶かして血管の若さを保つ
血液の流れをよくする
血圧を下げる
抗酸化作用がある
ビタミン(A、B)の吸収を高める
アルコールによる肝臓のダメージを修復する
適応症 動脈硬化、心臓血管病、高血圧、肝臓病、腎臓病、コレステロール胆石、肥満、痴呆の防止、痛風、更年期障害、糖尿病、美肌
危険度 下痢、腹部膨満感、胃部不快感、むかつきを起こすことがある
溶血作用がある
ローヤルゼリー
生理作用 新陳代謝を活発にして免疫力を活性化させる
健康効果 間脳や脳下垂体、副腎を刺激し、ホルモン分泌を促進する
血管を拡張し血流を増やし、血圧を下げる
細胞の再生や分化を促進する。抗菌作用がある
腫瘍を抑える作用がある
皮脂の分泌を抑える
ヒスタミンを抑えアレルギー症状を改善する
精子を増加させる
放射線に対する防御効果がある
適応症 動脈硬化の予防、老化防止、更年期障害による不定愁訴、性機能減退、貧血、不眠症、リューマチ、前立腺炎、食欲不振、気管支ゼンソク、肝臓障害、膵臓炎、胃潰瘍、幼児の夜尿症、皮膚炎、美肌
危険度 カフェインを含むもの(お茶やコーヒー)やリンや炭酸を含む食品や飲料と一緒に飲むと効果がなくなるとりすぎや体質により、下痢、湿疹、皮膚のかゆみ、じんましん、胃重、体臭が強くなるなどの例がある
通常摂取量では、広告などで表現されるような栄養補給効果はあまり期待できない